ちくわの箱庭日記

サンドボックス、RPGを中心に、様々なゲームを色々な視点から遊びつくした記録

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悲報・・ランクマッチにて切断バグなるものが!!その内容と対策について

皆さん、こんにちは。ちくわケケです。

 

4月1日よりポケモン剣盾のランクマッチシーズン5が始まりましたね。

以前、ランクマッチ環境調査動画を投稿していた身として、久しぶりにシーズンに参加しようと色々準備していたのですが、そんな中、とある情報をキャッチしました。

 

それは・・・「切断バグ」なるものが発見され、実際にランクマッチで使用されているというもので、プレイヤーの間で話題になっています。

 

今回は、そんな話題沸騰中の「切断バグ」について、説明していきたいと思います。

 

そもそも「切断」って何??「切断」するとどうなる?

ここでいう「切断」行為とは、オンライン対人ゲームにおいて、対戦中にインターネット接続をオフにして、対戦を途中で強制終了する行為です。

なお、ネット接続は個々の回線環境によっては意図せず回線が切れてしまうケースもありますが、今回述べている「切断」は意図的に自分のネット接続をオフにして試合を強制終了する行為を指しています。

 

一般的に、「切断」をするのは、「自分側が戦況的に不利な状況」、「自分にとって気に食わない試合状況」、といった場合において、「これ以上試合したくない」という考えのもと切断が行われるケースが多いです。

 

こんなわがままなプレイヤーの行為が横行し、その行為に何らペナルティがないとなると、まじめにやってるプレイヤーがバカバカしくなりますよね?

なので、多くのオンライン対戦ゲームにおいては「切断」行為に対する何らかのペナルティーが課されています。

今回のポケモンの場合、「切断」したプレイヤーが「負け」判定になり、切断されたプレイヤーには1勝追加されることになります。もちろん、それに準じて両者順位(レート)が変動します。

 

ですので、基本的には故意に切断するメリットは「負け試合を一秒でも早く終わらせることができる」ことだけです。

 

 

 

「切断バグ」とは何か??されたら/したらどうなるのか?

通常の切断は、一般的に相手が明らかに形勢不利になった瞬間にサーバーとの接続が切れる、つまり試合の途中で試合が強制終了するケースがほとんどです。

通常の切断であればどうせペナルティが発生するので、自分の納得いかない試合を最後までやるのは時間の無駄だという考えでしょう。

 

しかし、今回の「切断バグ」は、サーバーとの接続が切れるタイミングが通常の切断とは異なります。

そのタイミングとは、試合が決して両者のトレーナーカードにWIN/LOSEが表示される画面の直後に、サーバーとの接続が切れます。

 

この後、強制的に自分もインターネットがオフになりメニュー画面に戻されます。

その後にランクマッチ画面に移動しても、その試合がカウントされることはなく、「試合自体がなかったもの」として扱われることになります。

 

上で述べたように、ただの切断行為であれば、切断された側に1勝追加されるので、心象面以外での問題はあまりないです。

 

しかし、今回話題になっている「切断バグ」は、その試合自体が無効となってしまうという点が大問題になっているのです。

 

つまり、「切断バグ」を使用されると、両者ともに勝敗がカウントされず、その試合がなかったものとして扱われてしまうのです。。。

 

これを悪用することで、勝ち試合だけ正常に終了し、負けそうな試合は「切断バグ」を使うことで負け数を増やさずにすむ、ということができてしまうのです!!!

 

切断する側としては、試合自体が無効なので切断することによるデメリットがなく、完全にやり得な状況になっており、早急な修正を望む声が大きくなっています。

 

※過去作においても同様の「切断バグ」が横行したことがありました。その際のペナルティとしては、「切断回数が多くなると切断鯖なるものに隔離され、マッチングがおこなわれなくなる(切断者同士だけ??)」、「公式によりIDが特定され、大会への参加停止」などが講じられたようです。

 

「切断バグ」の方法と対策は??

「切断バグ」の方法ですが、方法を皆が知ることによって対策ができるのであればここに記そうと思いましたが、知っているから対策できるものでもないのが現状のようですので、明文化することはやめておきます。まぁ、上の解説を読めば、なんとなく察しがつくぐらい、簡単にやれてしまうのですが・・・

 

ということで、残念ながら現状ではプレイヤー側でできる対策方法はない、というのが

正直なところです。

 

注意喚起のつもりで本記事を書きましたが、実際に私たちができることはほとんどないので、公式が早急に修正してくれるのを待つしかありませんね、、、

 

今回のバグでは、切断された際に自分の回線もオフになるので「もしかして自分の回線の調子が悪いのかな??」と不安に感じる人が出るのではないかを危惧して、本記事において回線が落ちるタイミングを解説させて頂きました。決して切断バグのやり方を流布する目的ではございません!!!!

本記事で解説したタイミングで回線が落ちた場合は、皆さんの回線の問題ではなくバグを使用する悪質なプレイヤーのせいなので、くれぐれも過敏にならぬよう、気を付けてください。

 

 

ポケモン愛好家として憤りを隠せない話題でありましたが、皆さまのポケモンライフが

よりよいものになるよう願っております。

 

次回は明るい話題で会いましょうノシ

 

 

※追記

 

2020年4月8日、ついに株式会社ポケモン様より、「切断バグ」について公式の見解発表がありました。

 

 

気になる公式の見解は・・・4月8日発表内容のまとめ

不正操作・迷惑行為を行うアカウントの利用停止(BAN)

 

今後「切断バグ」を複数回使用したプレイヤーのアカウントについては、一時的または永久BANされるポケモン剣盾のプレイに限る)ようになるみたいですね。

(ただし、インターネットを介したプレイができなくなるだけなので、オフラインでのプレイは可能です。)

 

「切断バグ」そのものは修正されたのか?

公式から、バグを使用したプレイヤーに対する処罰について言及がありましたが、もっと気になるのは、「切断バグ」自体が修正されるのか、という点だと思います。

 

4月8日の午前中にメンテナンスがあり、そこで修正されることが期待されていましたが、4月9日時点ではバグそのものは修正されていないようです。(メンテ後にも遭遇したという報告が多数あり)

また、公式側からもバグそのものへの今後の対応については現時点では言及されていません。

 

気になる今後のランクマッチ。「切断バグ」はなくなるのか?

バグ修正については時間がかかる?

よくこの手の話題で上がるのが、「バグくらいさっさと直せるだろ!早く直してくれ!」という意見。

いちユーザーとしてそういいた気持ちは痛いほど分かりますし、今回のようなオンラインゲームにおける致命的なバグは早急に直して欲しいと思うのが普通だと思います。

しかし、実際問題、これだけ大規模なネットワークにおけるバグを確実にかつ他の部分に影響が出ないように修正するというのは中々大掛かりな作業になると予想されます。

また、現在の社会情勢(新型コロナ)からみても、企業経営によりクリティカルな部分にリソースを割くはずなので、早急に着手して確実に対処する、というのが難しい面もあるかもしれませんね。

ということで、当面はバグ自体は修正されず、「やろうと思えばできる」状況が続くものとみられます。

しかし、バグの多用によりBANされてしまうと、ゲーム内でやれることがかなり限られてしまうので、こうしたリスクを冒すユーザーは今に比べると減るのではないでしょうか。

 

もしかしたら今現在バグ修正に着手している最中かもしれませんので、また進展があり次第報告したいと思います。

 

本当に通常の回線落ちと明確に判別できるのか??

今回の対応で気になった点が一つ。

それは、不慮の回線落ちユーザーとバグ使用者の判別を本当に正確にできるのか、という点です。

ユーザーごとに回線が落ちた回数、頻度くらいのデータは管理できると思いますが、さらに細分化して、「どのタイミングでどのように回線が落ちたか」までをパターン化して管理できるのかについては、かなり疑問が残ります。(なぜなら、そこまでできるようなキャパがあれば、ここまでオンライン環境の問題がそもそも生じていないはず。それくらい今作についてはオンライン周りでの不具合が多いのです!)

 

switchでオンラインゲームを普段から楽しんでいる方ならわかると思いますが、switchの無線通信への対応強度はお世辞にも高いとは言えません。

一般の家庭、ライトユーザーにおいてWi-fiを利用してswitchを遊んでいる場合が多いと思いますので(中にはテザリングで接続しているユーザーもいると思います)、不慮の回線落ちが非常に多いゲーム環境でもあります。

 

万が一、不慮の回線落ちが複数回発生してしまったユーザーのアカウントがBANされる事態が生じれば、一気にユーザー離れにつながる恐れがあります。

こういう話をすると「通信環境整えてからオンラインに潜れ!」という声も上がると思いますが、ゲームのために万全な通信環境を整えるのは意外に大変なので、ライトユーザーやお子さん、ファミリーユーザーにそこまで要求するのは酷な話です。

 

私はIT屋さんではないのでBANまでの詳しいプロセスは分かりませんが、不正利用者への対処が確実かつ迅速に行われることを願っております。

 

おわりに

ここまで「切断バグ」についてその内容と公式の対応について述べました。

 

ポケモン愛好家の私の個人的見解ですが、今作については今回のバグ以外にもオンライン周りの不具合、不便さが目立つように感じます。

特に今作からオンラインコンテンツの利用が有料になったことで、それだけでもユーザーから反発が大きかったわけですが、私としては有料化そのものよりも不具合の多さ、ユーザーフレンドリーではない点にかなりマイナスの印象を持っています。

 

新規ユーザー、ライトユーザーが離れたコンテンツは衰退も早いです。

また、今回の件で愛想を尽かしたヘビーユーザーも多いと思います。

 

ポケモン大好きな私としては、少しでもポケモンというコンテンツが長く続き、より森がっていくことを心から願っています。

不正利用者への確実な対処はもちろん、皆が安心して快適に楽しめる環境整備が進むことを期待して、この話題を締めたいと思います。

 

ここまで長文となりましたが、閲覧ありがとうございましたノシ